わたしが病院勤務より産後ケアを選んだワケ

    これまで14年間理学療法士として勤務してきました。
    病院勤務時代は、手術直後・病気発症直後の方、リハビリ目的で4~6か月の長期入院をされている方に携わらせていただきました。
    患者さんの希望にできる限り添いたい、患者さんが豊かに生きていくにはどうしたらいいのか、そんなことを考えて毎日走り回っていました。

    少しずつできることが増え、笑顔が増えていく患者さんを近くで見ることができてうれしい!   歩いて自宅に帰ることができなかった・・・(´;ω;`)

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    毎日毎日いろいろな感情があって、汗だくで動いて、なかなかハードな仕事でしたが(笑)
    いろいろありすぎて、多職種に転職したいと思ったこともありました。
    でも結局「人」とかかわれるリハビリの仕事っていいじゃん!
    ”理学療法士”という仕事が好きかも~と思っていました。
    リハビリをするのは理学療法士ではなくあくまで主役は患者さん。
    その人らしく、豊かに暮らせるために、一人ひとりに寄り添ってサポートをする。


同じ病名でも、誰一人、同じリハビリをすることはないんです

    それでも守られた環境で働いていたので、のほほんとしていたなぁと思います。。
    出産後、訪問看護ステーションへ転職。地域の高齢者や難病、障害を持っておられる方のご自宅にお伺いして生活環境に合わせたリハビリをおこなってきました。今も訪問リハビリに携わらせていただいています。
    病院、在宅と経験して感じるのは

    日頃の生活習慣や動きのクセが体を作る

ということです。

    訪問リハビリって、ご自宅のリラックスした状態で行うので

    下手したら、「はいもみもみして~」で終わってしまうことがあるんですね。

    いやいや、それじゃダメなんです。自宅で生活し続けるためには日常生活からしっかり動けるようにしなくては。
    あるとき
    職場で、昼休みにリハビリ職ではないスタッフの方々がYouTubeエクササイズを皆さんで行っておられました。
    この人には合ってるけど、この人には違う方法のほうが・・

    そう思って、口を出し始めました。
    おせっかい(笑)
    健康ブームもあってか、
    この食品が○○に効く! や、このエクササイズが○○に効く!
    という情報がたくさんありますが、
    生活習慣や、生活環境によって作り上げられる体のクセは、一人ひとり違って様々です。
    同じ症状でも、根本原因が違っていたなんてこともたくさんあります。
    「この時はこう!」というのはないんじゃないかな、と思います。
    特に産後は100人いれば100通り。

    そして、女性の一生の中でも大きな体の変化をもたらす妊娠・出産。

    この時の適切なサポートが、女性の一生の健康を支える大切なポイントになるのではないかと感じました。
    出産したら一生産後です。
    出産して、休まることなく育児が始まり、頑張り屋のお母さんたちは

    自分のことより子供を優先にしなきゃ!

    体や心を置き去りにしがちじゃないかと思うのです。私もそうだったから。
    でも、子育てを楽しむためにもママの体が整っていることが大切だと思うのです。
    そうはいっても忙しいママたち。
    だからこそ
    頑張らなくていい、お一人お一人違うケアを、日常生活のセルフケアの大切さをお伝えしていきたいと感じて
    産後ケアを始めました。
    国家資格持っているんだから、病院に勤めていれば安定する。
    それでも、ママたちをサポートしたい!ママたちが安心して子育てできる街にしたい!!
    そんな想いで活動を始めました。
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